問題⑫ーN2

問題12.次のAとBの文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1・2・3・4から一つ選びなさい。

問題12-1

A

皆さんはどのように服を選んでいますか。ファッション雑誌などを参考に、はやっているものを買うという方も多いの ではないかと思います。でも、そうして選んだ服は本当に自分に似合っていますか。
自分の性格や年齢、体型、つまり自分自身の個性に合った服、それが「似合う服」です。世の中に自分と全く同じ人間 はいないのですから、似合う服も人それぞれです。それなのに、ファッション雑誌のまねばかりをしていると、自分らし さと服との間にギャップが生まれてしまいます。自分自身をしっかり見つめること、そして自分に合った服を選ぶことが 大切です。

B

スーツを着ると気持ちが引き締まった(注)り、明るい色の服を着ると心がうきうきしたりという経験をしたことはない だろうか。私は、服は着る人の気持ちに影響を与えると考えている。大げさだと思われるかもしれないが、服によって人生さえも変わると思っている。服が気持ちに影響を与え、気持ちが行動に影響を与えるからだ。
しかし、周囲に聞いてみると、はやっているからという理由だけで服を選んでいる人も多いようだ。私は、これはとて も残念なことだと思う。みんな、もっと積極的に服の力を利用したほうがいい。服を買うときには、まずどんな自分になりたいのかをイメージして、そのイメージに合った服を選ぶのだ。なりたい自分になることを、服が応援してくれるはずだ。
(注)引き締まる:しっかりする

69. はやっているという理由で服を選ぶことについて、AとBはどのように考えているか。

1) AもBも、賛成している。

2) AもBも、反対している。

3) Aは賛成しているが、Bは反対している。

4) Aは反対しているが、Bは賛成している。

70. 服の選び方について、AとBはどのように述べているか。

1) Aは自分らしさを表現できるものを選ぶといいと述べ、Bは気持ちの明るくなるものを選ぶといいと述べている。

2) Aは他の人とは異なるものを選ぶといいと述べ、Bは行動的になれるものを選ぶといいと述べている。

3) Aは自分の個性に合ったものを選ぶといいと述べ、Bはなりたい自分をイメージして選ぶと述べている。

4) Aは周囲によい印象を与えるものを選ぶといいと述べ、Bは自分のイメージに合っているかを考えて選ぶといいと述べている。

問題12-2

A
かつては、演劇の公演は生で鑑賞することが一般的だったが、最近は、自宅で公演のビデオやDVDを鑑(か ん)賞(しょう)する人が増えている。これらの映像は、何台ものカメラを使い、出演者の表情を近くから映したりステージ 体をとらえたりしているので、会場に行かなくても十分に楽しめるというのだ。

しかし、生の公演を鑑賞することの良さの一つに、自分の視点で楽しめるということがある。ビデオやDVD の映像は他人の視点で切り取られたものなので、自分が本当に見たい部分だとは限らない。私はやはり生で、好きな出演者の 姿を追い続けるなど自由に鑑賞するのが面白いと思う。

B
先日、劇場で演劇を鑑賞する機会があった。久しぶりに生で鑑賞して、会場でしか得られな いものがあると気づいた。それは出演者と観客との一体感から生まれる感動だ。出演者の素晴らしい演技を見て、観客が泣い たり笑ったりする。観客が出演者に声援を送ることもある。このように会場が一つになったときの感動は、その場にいる人に しか得られない特別な感動だろう。

最近は、多くの公演がインターネットやDVDなどで自宅でも鑑賞できるようになった。自宅で鑑賞するほうが楽だと言って、生の公演を鑑(かん)賞(しょう)しない人も増えている。しかし自宅での鑑賞では、演技の素晴らしさは分かっても、会場の一体感は感じられない。私はあの感動を味わうため、またぜひ生の公演を鑑賞したいと思う。

69. 最近の演劇の鑑賞のしかたについて、AとBで共通して述べられている変化は何か。

1) 自宅で鑑賞するのを好む人が増えている。

2) 自宅で鑑賞しても生で鑑賞しても同じだという人が増えている。

3) 生で鑑賞しなければ楽しめないという人が増えている。

4) 生で鑑賞するだけでなく、自宅でも鑑賞する人が増えている。

70. 生で演劇を鑑賞することの良さについて、AとBはどのように述べているか。

1) AもBも、会場独特の緊張感が伝わってくることだと述べている。

2) AもBも、思いがけない発見があることだと述べている。

3) Aは見たいものを自由に鑑賞できることだと述べ、Bは出演者の演技の素晴らしさが実感できること だと述べている。

4) Aは自身の視点で鑑賞できることだと述べ、Bは出演者と観客との一体感を味わえることだと述べている。

問題12-3

A
自分は歌がうまくないとか、自信がないから人前で歌を歌いたくないと思っている人 は多いと思う。実は、そういう人たちはテレビやCDで聞いて何となく覚えた歌を、自 分の勝手なイメージで歌ってしまっていることが多い。自信を持って歌を歌うには、ま ず歌詞を理解して曲を覚えることが必要だ。歌詞は何度もよく読むことで、伝えたいメッセージが理解できる。曲も繰り返し聞けば、細かい部分まで聞き取れるようになり、 正確に覚えることができる。このようにして歌詞と曲をしっかり覚えたら、あとは歌手 のまねをするような気持ちで、自信を持って歌うことだ。いきなり自分らしく歌おうと するのは、失敗のもとなのでやめたほうがいい。

B
どうしたら人の心に響くような歌が歌えるようになるのだろうか。よく歌手のように うまく歌いたいと思って歌手のまねをして歌っている人がいるが、私はそのような歌を聞いても感動することは少ない。私にとって上手な歌というのは、何よりも歌う人の気 持ちが伝わってくる歌だからだ。
ではどうすれば人を感動させる歌が歌えるのか。それには歌詞を深く理解することが大切だ。単語の意味はもちろん、描かれている状況や感情を丁寧に読み込んでいけば、 どこが大切か、どこを強調して歌えばいいかが分かってくるはずだ。歌詞の理解さえ十 分にできていれば、多少音を間違えたとしても、メッセージは必ず聞き手に伝えられる と思う。

69. 歌を歌う前に歌詞を理解することについて、AとBはどのように考えているか。

1) AもBも、必要だと述べている。

2) AもBも、あまり必要ではないと述べている。

3) Aは必要だと述べ、Bはあまり必要ではないと述べている。

4) Aはあまり必要ではないと述べ、Bは必要だと述べている。

70. AとBは、歌を上手に歌うために、どのようなことが重要だと述べているか。

1) AもBも、歌手のまねをするような気持ちで歌うことだと述べている。

2) AもBも、歌の強調したいところを意識して歌うことだと述べている。

3) Aは歌を正確に覚えてから歌うことだと述べ、Bは気持ちを伝えるように歌うことだと述べている。

4) Aは自分らしく歌おうとしないことだと述べ、Bは自信を持って歌うことだと述べている。

問題12-4

A
旅は準備をする時から始まります。目的地の気候、歴史、文 化などについて調べ、どんなことをするか計画を立て、必要 なものを準備します。さらに、旅行中に多くのことができる ように、無駄のない予定を組み、電車やバスや宿泊場所を予約しておきます。そうすれば、余計なことに時間をとらえな いで旅を楽しむことができます。

旅の楽しみは、その土地の名所を訪ねたり名産品を食べた。 りして、普段の生活とは違う経験をすることだと思います。旅先では予想外の出来事にあうこともありますが、しっかり 準備をしておけば、時間やお金を無駄にせずに、楽しい旅ができるでしょう。

B
私は行きたいと思ったらすぐ旅に出るのが好きです。駅に行き最初に乗れる電車に乗り、降りたい駅で降りて、その土地の人が勧めてくれる旅館やホテルに泊まります。何を食べる か、次の日に何をするか、どこへ行くかも、土地の人に話を 聞くのが一番です。そこには、出発前には知らなかった新し い発見があります。また、新しく知り合った人と気が合えば 一緒に行動するのも面白いものです。旅では何が起こるか分 かりませんから、状況に合わせて好きなように予定を決めればいいのです。日常では味わえない自由な時間が過ごせ、楽しい旅になります。

67. 旅について、AとBはどのように述べているか。

1)AもBも、しっかり準備をすることが大切だと述 べている。

2) AもBも、準備をしたうえで、状況に合わせて予 定を変えるのがいいと述べている。

3) Aは十分に準備をしたほうがいいと述べ、Bは準備をしなくてもいいと述べている。

4) Aは準備した計画は変えない方がいいと述べ、B は準備をする必要はないと述べている。

68. 旅の楽しみについて、AとBはどのように述べて いるか、

1)AもBも、その土地の人から話を聞くことだと述 べている。

2) AもBも、日々の生活ではできない経験をするこ とだと述べている。

3) Aは無駄のない時間を過ごすことだと述べ、Bは、 気分転換をすることだと述べている。

4) Aはその土地でしかできない経験をすることだと 述べ、Bは新しい友人を作ることだと述べている。

問題12-5

A
子供に特定のスポーツを習わせる家庭は多い。早くから一つのスポーツを集中的に練習させることで、子供の才能を伸ばしたいという親の気持ちは理解できるが、子供の体への負担が大きいことが心配だ。同じ動きを繰り返し練習することになり、けがをしやすくなるからだ。まだ成長の途中の子供にとってまず必要なのは、さまざまなスポーツを通して、多様な動きを身にる,得意な動きも苦手な動きも行うことによって、全身の運動能力をバランスよく向上させられる。専門的な技術の習得は、そのあとでも遅くはないのだ。

B
体力をつけるために、子供にスポーツを習わせるのはいいことだ。ただ、幼いうちから特定のスポーツだけを習わせることには問題があると思う。幼い子供は、何が好きか、何がしたいのか、分からないことが多いので、親の決めたスポーツを習い始めることになる。その結果、興味が持てなくてすぐにやめたり、いやいや練習を続けることになって、スポーツが嫌いになってしまったりすることがあるのだ。そのため、幼いうちは、一つのスポーツに絞るのではなく、多くのスポーツを経験させて、スポーツの楽しさを教えることが大切だ。さらに、いろいろなスポーツをすることで、全身を動かし、基礎的な運動能力を身につけることができる。これは、将来本格的にスポーツをしよう と思ったときに必ず役立つはずだ。

66. 幼い子供に特定のスポーツを習わせることについて、 A と B はどのように述べているか

1) AもBも、子供の才能を伸ばすことができるので賛成だと述べている。

2) AもBも、子供の希望ではないことが多いので反対だと述べている。

3) Aは子供の健康に悪影響を与えるので反対だと述べ、Bは体力が向上するので賛成だと述べている。

4) Aはけがにつながる恐れがあるので反対だと述べ、B はスポーツが嫌いになる可能性があるので反対だと述べている。

67. 子供にスポーツを習わせるときに、AとBが共通して大切だと述べていることは何か。

1) 成長に合ったスポーツをさせること。

2) 子供の好きなスポーツをさせること。

3) 全身の運動能力を高めさせること。

4) 苦手意識を持たせないこと。

問題12-6

A
子供に特定のスポーツを習わせる家庭は多い。早くから一つのスポーツを集中的に練習させることで、子供の才能を伸ばしたいという親の気持ちは理解できるが、子供の体への負担が大きいことが心配だ。同じ動きを繰り返し練習することになり、けがをしやすくなるからだ。まだ成長の途中の子供にとってまず必要なのは、さまざまなスポーツを通して、多様な動きを身にる,得意な動きも苦手な動きも行うことによって、全身の運動能力をバンスよく向上させられる。専門的な技術の習得は、そのあとでも遅くはないのだ。

B
体力をつけるために、子供にスポーツを習わせるのはいいことだ。ただ、幼いうちから特定のスポーツだけを習わせることには問題があると思う。幼い子供は、何が好きか、何がしたいのか、分からないことが多いので、親の決めたスポーツを習い始めることになる。その結果、興味が持てなくてすぐにやめたり、いやいや練習を続けることになって、スポーツが嫌いになってしまったりすることがあるのだ。そのため、幼いうちは、一つのスポーツに絞るのではなく、多くのスポーツを経験させて、スポーツの楽しさを教えることが大切だ。さらに、いろいろなスポーツをすることで、全身を動かし、基礎的な運動能力を身につけることができる。これは、将来本格的にスポーツをしよう と思ったときに必ず役立つはずだ。

66. 幼い子供に特定のスポーツを習わせることについて、 A と B はどのように述べているか

1) AもBも、子供の才能を伸ばすことができるので賛成だと述べている。

2) AもBも、子供の希望ではないことが多いので反対だと述べている。

3) Aは子供の健康に悪影響を与えるので反対だと述べ、Bは体力が向上するので賛成だと述べている。

4) Aはけがにつながる恐れがあるので反対だと述べ、B はスポーツが嫌いになる可能性があるので反対だと述べている。

67. 子供にスポーツを習わせるときに、AとBが共通して大切だと述べていることは何か。

1) 成長に合ったスポーツをさせること。

2) 子供の好きなスポーツをさせること。

3) 全身の運動能力を高めさせること。

4) 苦手意識を持たせないこと。

問題12-7

A
会社で働いていれば、部下に仕事を教える立場になることがあるだろう。そんなとき、私はできるだけ社内用語や専門用語を使わずに、誰が聞いても分かる言葉で説明するようにしている。教える側と教えられる側の知識や経験には大きな差があるからだ。

いずれ覚えなければならないからと思って最初から難しい言葉を使って説明すると、仕事自体が難しいという印象を与え、部下が仕事を理解しようという意欲を失ってしまう。大切なのは、部下の能力に応じた教え方をすることではないだろうか。部下にとって分かりやすい言葉で仕事をしっかり理解させ、やる気を引き出すことは、上司の大事な役目だ。

B
部下に仕事を教えるとき、多くの仕事を一気に教え込もうとする人がいる。早く仕事を覚えてほしいという気持ちは理解できるが、仕事を覚える側の負担を考えていないのは問題だ。仕事を正確に覚えてもらうには、部下がどんな知識や経験を持ち、何ができるのかを考えて教えることが大切だ。

私が実践しているのは 、仕事を一度に教えようとしないで、すぐに担当してもらう仕事に絞って教えることだ。教える内容を限定すれば、部下が難しいと感じることは時間をかけて説明したり、部下が得意なことは一人でやらせてみたりして、部下のレベルに合わせた内容やスピードで教えることができる。部下の立場に立って教えることが、確実に仕事を覚えてもらうための近道だ。

65) A と B は、それぞれ仕事をどのように教えていると述べているか。

1) A も B も、難しい言葉を使わずに簡単な言葉で教えていると述べている。

2) A も B も、部下が担当する仕事と一緒に、関連する仕事も教えていると述べている。

3) A は部下がすぐに覚えられる仕事を先に教えていると述べ、B は仕事の内容を絞って教えていると述べている。

4) A は部下が理解しやすい言葉を使って教えていると述べ、B は部下が担当する仕事に限定して教えていると述べている。

66) 仕事を教える際に重要なこととして、A と Bが共通して述べていることは何か。

1) 部下のやる気を引き出すこと。

2) 部下の長所を見つけて伸ばすこと。

3) 部下の能力に合わせて指導すること。

4) 部下とのよい関係を維持い じすること。

問題12-8

A
新しい商品を企画するとき、いいアイデアがなかなか思いつかないことがある。そんなとき、自分には才能がないからだと思い込み、自信をなくしてしまうのはよくない。だれアイデアは生まれつきの能力に関係なく、努力次第で誰でも生み出すことができる。

アイデアは、情報の組み合わせによって生まれることがほとんどだ。そのため、日ごろから情報を集めておくことが有効だ。担当する商品に関連する情報だけを集めていると、似たようなアイデアばかりになってしまう。発想の幅を広げるには、関連する分野ちく以外の情報も頭に入れておくほうがいい。ふだんから視野を広げてさまざまな情報を蓄積しておけば、必ずアイデアの役に立つはずだ。

B
新しい商品を企画するには、これまでとは異なるアイデアが必要だ。現在流行している商品の情報を集めるだけでは、他社に勝つことはできないだろう。私はアイデアを生み出すために、一般的に考えられていることとは逆の発想をするようにしている。現在流行している商品が若者向けの物なら高齢者向けにできないかと考えたり、多機能の物なら機能を一つに絞れないかと考えたりするのである。

アイデアは一部の才能がある人しか生み出せないものだという印象があるせいか、生み出し方を知ろうとしない人が多いと思う。才能がないからといってあきらめるのではなく、思い切って発想を転換してみれば、いいアイデアにつながっていく。

65. アイデアを生み出すことについて、 AとBが共通して述べていることは何か。 。

1) アイデアの生み出し方は、簡単に身につけることができる。

2) 多くの情報を得ることで、アイデアを生み出しやすくなる。

3) 特別な能力がなくても、 アイデアを生み出すことができる。

4) 発想のしかたを大きく変えなければ、アイデアは生み出せない。

66. 新しい商品を企画することについて、A と B はどのようなアドバイスをしているか。

1) AもBも、いろいろな分野の情報をできるだけ多く集めるといいと述べている。

2) AもBも、流行している商品について詳しく調べるといいと述べている。

3) Aは関連する分野の他社の商品の情報を集めるといいと述べ、 B は流行に逆らった 考え方をするといいと述べている。

4) A は関連する分野だけでなく、ほかの分野の情報も得るといいと述べ、 B は普通と は反対のことを考えるといいと述べている。

問題12-9

A
公立の図書館では、利用者へのサービス向上のために、人気の高い本を複数冊置くことが増えている。本が複数冊あれば、同時に多くの利用者に貸し出せて、予約待ちの期間も短くできる。

このような図書館の姿勢に対して、予算は限られているのだから買える本の種類が少なくなってしまうのではないかと心配する声もある。しかし、借りたい本がなかなか借りられない図書館では利用者は満足しないだろう。公立の図書館は、多くの人々に読書のきっかけを与え、本を読む楽しさや喜びを感じてもらうようにする役割を持っている。図書館に同じ本を複数冊置くことは、その役割を果たすための一つの方法だといえる。

B
最近公立の図書館では、人気の高い本を複数購入しているそうだ。有名な作家の小説などが対象らしい。流行の本を早く読みたいという利用者の希望に応えようとする図書館の気持ちは理解できる。しかし、どうしても早く読みたければ自分で買えばいいのだから、図書館がそのために多くの予算を使う必要はない。

税金で運営されている公立図書館の存在意義は、学問的に価値のある本やに手に入りにくい本など、さまざまな種類の本を一冊でも多くそろえていることだ。書店にない本でも図書館に行けば読めるというのが本来の姿だろう。同じ本を多く買うことによってその役割が果たせなくなったら、利用者に対するサービスの低下につながるといえる。

69. 公立図書館が人気のある本を複数冊置くことについて、Aと Bはどのように述べているか。

1) Aも Bも、利用者の希望を重視しすぎていると述べている。

2) Aも Bも、利用者へのサービス向上につながると述べている。

3) Aは予算が足りなくなると述べ、Bは図書館の存在意義が失われると述べている。

4) Aは利用者の満足度が高くなると述べ、Bは予算の使い方として適切でないと述べている。

70. 公立図書館の役割について、Aと Bはどのように述べているか。

1) Aも Bも、利用者の教養を高めることだと述べている。

2) Aも Bも、読書が好きな人を増やすことだと述べている。

3) Aは利用者に読書に親しんでもらうことだと述べ、Bは貸し出す本の多様性を確保することだと述べている。

4) Aは利用者が読書を楽しめる環境を作ることだと述べ、Bは書店よりも新しい本をそろえることだと述べている。

問題12-10

A
就職したばかりの若者はいつも不安を抱えていることを理解してほしい。彼らは新しい環境に慣れていないうえに、仕事で失敗して上司からしかられることをとても恐れているのだ。

そんな彼らは、仕事を頼まれてもすぐに始めることができない。失敗したくないので、仕事をする前にいろいろ質問をしてくる。彼らの気持ちがわからないと、開かれた人は自分の若い時と比べて仕事に消極的だ、口ばかりで働くのを嫌がる、と誤解することになる。もちろん消極的な若者は困る。しかし社会も教育も変わ っているのだから、若者の考え方が自分と違うのはしかたない。彼らの気持ちを理解するには、自分から歩み 寄ることが必要だ。

B
今の若者が、あなたが若いころと同じ考えで働いていると思ってはいけない。育った時代や環境が違えば、 仕事についての価値観が違うのは当然だ。

あなたが若いこるは、上司から命じられた仕事は黙ってやる、自分の意見を言うのは仕事を覚えてから、 というのが当たり前だったかもしれない。しかし、昔よりも個性を肯定する教育を受けた今の若者にそれは通用しない。自分の考えに合わなければ、たとえ上司の命令でも反論する人もいる。一方で、仕事の目的や本人の役割をきちんと説明すれば、納得して積極的に仕事に取り組むこともある。

若者には若者のいいところがある。自分との違いを認め、その溝を埋める努力をしてみよう。

67. 今の若者について、AとBはどのように述べているか。

1) AもBも、上司の言うことをすなおに開かないと述べている。

2) AもBも、不安を抱えていて上司に質問することが多いと述べている。

3) Aは仕事に対して消極的で働くのを嫌がると述べ、Bは自身が納得できれば積極的に働くと述べている。

4) Aは仕事で失敗することを恐れていると述べ、Bは自身の意見をはっきリと主張しようとすると述べている。

68. 若者と働くうえで重要なこととして、AとBが共通して述べていることは何か。

1) 若者との違いを認め、理解しようとすること

2) 若者の不安を解消し、働きやすくすること

3) 若者の個性を認めてあげること

4) 若者のいところを学ぶこと

問題12-11

A
会話が上手な人とはどんな人だろうか。話題や知識が豊富な人だろうか。確かにそういう人と話 していると、知らなかった話や興味深い話が聞けて、話がうまいと思うことも多い。しかしそれは 話すのが上手だということで、会話が上手だということではない。ただ一方的に自分の得意な分野やしたい話をしているだけという場合も多いのだ。

私が会話が上手だと思う人は、誰と話していても話を広げていくのが上手な人だ。相手の関心の ありそうな話題について、まず自分が話を始めてきっかけを作る。そして相手が話し出したら、そ れを広げていくような質問をする。このように相手が話しやすいように、うまく会話の流れを作り 出していける人が、会話が上手な人だと思う。

B
会話で大切なのは、まず相手の話をよく聞くことだ。まだ相手が話しているのに自分の話を始め る人がいるが、これではうまく会話が続かない。

しかし、それ以上に私が気になるのは、聞いているだけで何も話さない人だ。質問をしても「そうですね」と言うだけで次が続かない。こういう相手では、楽しく会話しようとしても難しい。

会話はお互いに話すことで成立するものだから、自分から話をしようとする態度が必要ではないか。たとえ、この話題については自分の話はしたくないと思っても、世の中や他の人のことなど、関連のある話で話をふくらませていくことはできる。自ら参加し、ともに会話を進めていこうとする姿勢が大切だ。

66. 会話をする際の問題点として、AとBが指摘している点は何か。

1) A は相手が興味を持っているかどうかを気にしないことだと述べ、Bは自分の聞きたい話 しか聞かないことだと述べている。

2) A は相手の話を聞こうとしないことだと述べ、Bは相手に質問されても返事をしないこ とだと述べている。

3) A は自分の知識を自慢することだと述べ、B は相手が話している途中で話を始めることだ と述べている。

4) A は自分の話ばかりすることだと述べ、Bは相手の話を聞いてばかりいることだと述べ ている。

67.会話をうまく進めていくために、AとBが共通して必要だと述べていることは何か。

1) 相手に的確な質問をすること

2) 相手の話を正確に理解しようとすること

3) 相手と一緒に話を展開していこうとすること。

4) 相手と自分が共通して話せる話題を提供すること

問題12-12

A
睡眠不足で悩む人が多い。そのような人は、十分な時間が取れていないからだと思うかもしれないが、実はぐっすり眠れていないことが原因のほうが多い。 睡眠時間の長さだけでなく、眠りの質を大切にしなければよく眠れたとは感じられないのだ。

質のよい睡眠を取るためには、睡眠の 妨げになる 緊張や興奮を取り除いて心や体を落 ち着かせることが大事だ。例えば、私は温かい牛乳を飲んだりクラシック音楽を聞いたりしている。寝る前には心配事や悩みについてがったり、 テレビやケータイの画面などを見すぎたりしないほうがいい。寝る前の時間の過ごし方について、少し意識を変えて みることで睡眠の悩みの改善につながるはずだ。

B
朝起きたとき、よく眠れなかった、疲れが取れていない、などと感じたことはありませんか。睡眠不足を感じるのは、眠りが浅いことが原因です。日によって寝る時間や起きる時間ができるだけ異ならないように、生活のリズムを整えることが大事だという意見もあります。しかし、最も大きな問題は、質のよい睡眠が取れていないということなのです。

睡眠不足にならないようにするには、睡眠に適した環境を作ることが大切で す。部屋の照明や湿度を調整することはもちろん、体に負担のかからない、自分に合った枕や布団も睡眠をサポートしてくれます。よい睡眠は少しの工夫で得られるようになるものです。

66. 睡眠不足で悩む人について、A と B が共通して原因だと指摘していること は何か。

1) 不規則な生活を送っていること

2) 深い睡眠が取れていないこと

3) 夜遅くまで活動していること

4) 睡眠時間が足りないこと

67. 睡眠不足を解消するために、A と B はどのようなアドバイスをしている か。

1) A も B も、できるだけ生活のリズムを乱さないようにしたほうがいいと述べている。

2) A も B も、寝る前の時間を有効に活用したほうがいいと述べている。

3) A は寝る前に気持ちを落ち着かけたほうがいいと述べ、B は基本的な生活習慣を見直したほうがいいと述べている。

4) A は寝る前の行動に気をつけたほうがいいと述べ、Bは寝るときの環境や使う物を意識したほうがいいと述べている。

問題12-13

A
森中市立図書館の掲示

おねがい
図書館を使用される方へ



閱覧室に自分の教科書や参考書を持ってきて机の上に広げ、学校の宿題や试験勉強をする中学生や高校生の方がいます。そのような行為は図書館の本を利用される方にとって迷惑になりますので、ご遠慮くださるようお願いします。

図書館の机は図書館の資料を利用される方々のためのものです。

森中市立図書館

B
高校生の意見

私は来年大学を受験する高校3年生です。受験に備えて勉強を始めていますが、夏休みに入り、しかり勉強したと思て家の近くの森中私立図書館に通うことのしました。家にいると、ついテレビを見たり、友達と電話したりして遊んでしまうからです。

ところが、その図書館には、勉強禁止の張り紙がされているのです。図書館はたくさんの人が本を利用することための場所であり、勉強する場所ではありません。だから、本を使う人を優先するために、図書館の本を利用しない勉強を禁止するというのも分かります。

しかし、多くの人が、私のように勉強をする場所としても必要としているのです。図書館は、もともと地域の住⺠へのサồビス機関だと思います。それなら勉強する場所として、受験生も利用できていいと思うのです。

図書館の人は、利用者が何を望んでいるのか、どうすればより利用しやすい図書館になるのかを常に考え、改善していくべきだと思います。

65) A の「森中市立図書館の掲示」は何を禁止しているのか。

1) 図書館の本の上に教科書を広げて勉強すること

2) 図書館の本を使わないで試験勉強などをすること

3) 中学生や高校生が図書館の閲覧室を利用すること

4) 高校生が図書館の本を使って学校の宿題をすること

66) A の「森中市立図書館の㐜示」と B の「高校生の意見」の内容について、正しいのはどれか。

1) AはBのような考えを持った利用者が今後増えることを望んでいる。

2) BはAの「おねがい」を理解してはいるが、十分に納得はしていない。

3) Aでは中学生や高校生が図書館で勉強中に話すことが問題になっている。

4) Bは図書館に住⺠へのサービスとして受験用の本も置くよう希望している。

問題12-14

A
面接や発表などで、緊張を恐れるあまり、ますます緊張してしまう人がいる。適度に緊張している状態は、集中力を高める効果があるので、緊張をなくそうとする必要はない。それより、緊張している状態でも自分の力を出せるようにしたほうがいい。

緊張しているときに大事なのは、うまくできた状況を思い描くことだ。りゅうちょうに話している自分の姿を具体的にイメージするのだ。繰り返しイメージすることで、実際にうまくできるように思えてくる。失敗したときのことを考えるのは、緊張が増すだけだからやめたほうがいい。緊張は誰にでも起こり得ることなので、うまく付き合っていくことが大切だ。


B
面接や発表などの際は、なぜ緊張するのだろうか。それは「能力があるように見られたい」という思いが強すぎることが大きな原因だ。他人によい姿を見せたいと思っていると、失敗するのが怖くなり緊張してしまう。できるだけ緊張しないようにするには、他人を意識しないことが大事だ。自分をよく見せることではなく、伝えたいことをきちんと伝えることに意識を向ければ、気持ちが落ちついてくるはずだ。

また、よく緊張してはいけないと思う人がいるが、緊張している姿から真剣さが伝わり、逆に好印象を与えることがある。だから、緊張を恐れなくてもいいと思う。

65) 緊張することについて、AとBが共通して述べていることは何か。

1) 緊張するのは悪いことではない。

2) 緊張しない方法を考えても意味がない。

3) 緊張しているほうが自分の力が出せる。

4) 失敗を防ぐには、できるだけ緊張しないほうがいい。

66) AとBは、緊張していると感じたときに、どうしたらいいと述べているか。

1) AもBも、できるだけ結果のことを考えないようにしたほうがいいと述べている。

2) AもBも、必要以上に格好をつけようと思うのをやめたほうがいいと述べている。

3) Aは失敗した状況をイメージしないほうがいいと述べ、Bは自分がなぜ緊張しているのか考えたほうがいいと述べている。

4) Aは成功した自分を想像したほうがいいと述べ、Bは自分をよく見せようと考えるのをやめたほうがいいと述べている。

問題12-15

A
かつて私は仕事が忙しく、運動が続けられずに悩んでいた。自分に合った運動方法を探しているうちに、無理やり時間を確保するよりも、日常生活の中に取り入れたほうがいいと思うようになった。現在は通勤や買い物に行くとき、車を使わずに歩いたり、エレベーターではなく階段を利用したりするようにしている。また、歩くときは、ふだんより速足で歩くようにしている。そうすれば時間が取れなくても、毎日運動ができる。体を動かすことを習慣にすることが大事だと思う。

運動には体の健康だけでなく、ストレスを解消するなど心の健康を保つ効果もある。これからもずっと無理せずに続けていきたい。

B
私は、運動を始めてもなかなか続けられなかった。そんなとき、仕事のあとで仲間と一緒にランニングを始めた。仲間と互いに成果を報告し合ったり、情報交換したりすることで、運動への関心を高めることができた。また、仕事で疲れて運動するのが面倒なときや運動するのがつらいと感じるときでも、話を聞いてもらうことで、気分転換ができた。

確かに、一人で運動するほうが自分のペースでできるので気楽だという人もいる。しかし、一人では、やる気がしないときに続けることは難しい。仲間と一緒に楽しく運動すれば、頑張ろうという意欲がわいてくる。運動は続けていくことに意味があると思う。

65) AとBは、それぞれどのように運動していると述べているか。

1) AもBも、さまざまな運動に取り組んでいると述べている。

2) AもBも簡単にできる運動をしていると述べている。

3) Aは生活の中でできるだけ長く運動していると述べ、 Bは仲間と成果を競いながら運動していると述べている。

4) Aは生活の中で体を動かしていると述べ、 Bは仲間と一緒に運動していると述べている。

66) AとBが共通して大切だと述べていることは何か。

1) 効果を理解したうえで運動すること

2) 自分に合った運動を見つけること

3) 楽しみながら運動すること

4) 継続して運動すること

問題12-16

A
暗記することに苦手意識を持つ人は多い。 必死に暗記してもなかなか記憶に残らなくて嫌になる気持ちは理解できるが、覚えられないのは自分の記憶力がよくないからだと考えるのは問題だ。 暗記ができる人は、生まれつき記憶力がよいのではなく、暗記のしかたを工夫しているのだ。

暗記するときは、目で見るだけでなく、ほかの感覚も働かせるのが効果的だ。声に出すことで耳からも情報がインプットされさらに確かなものになる。書くことで、あいまいな内容が整理され論理的に理解しやすくなる。このようにいくつかの感覚から脳に刺激を与えることで、記憶力をアップさせることができる。

B
暗記したことを忘れないようにするには、どうしたらいいだろうか。 記憶に残るようにするには、いつ暗記するかが重要だ。 脳が最も働くのは朝や午前中だといわれているが、暗記には、夜寝る前の30分が最も適している。 覚えた知識が睡眠中に脳内で整理され、記憶に残りやすくなるからだ。 暗記を終えたら、テレビを見るなど余計なことはせずにすぐに寝る。 翌朝に復習すれば、 記憶はより強化されるだろう。

暗記したことを忘れてしまうのは記憶力のせいではなく、暗記のしかたが間違っているのだ。脳の働きを理解し上手に利用すれば、無理なく暗記することができる。

65. 暗記について、 AとBが共通して述べていることは何か。

1) 暗記したあとに復習することで、 記憶力が上がる。

2) 暗記したことを忘れるのは、記憶力の問題ではない。

3) 暗記をし続けても、記憶力は強化されない。

4) 暗記に対して苦手意識があると、記憶力もよくならない。

66. 暗記のしかたについて、AとBはどのようなアドバイスをしているか。

1) AもBも、さまざまな方法を試しながら自分に合った方法を見つけて暗記するといいと述べている。

2) AもBも、内容に応じて、 朝か夜かを変えながら暗記するといいと述べている。

3) Aは複数の感覚を使って暗記するといいと述べ、Bは夜寝る前に重点的に暗記する といいと述べている

4) Aは声に出したり書いたりして暗記するといいと述べ、Bは自分で暗記に適した時 間を見つけて暗記するといいと述べている。

問題12-17

A
私はスポーツを観戦するのが好きだ。 レベルの高いプレーが見られるのも魅力の一つだが、明と感情を共有できるというのが最大の魅力だ。 応援したチームや選手が勝てばうれしいと感じ、選手がミスをしたときは悔しいと感じる。必死に戦う選手の姿を見ていると、まるで自分が選手と一緒にその場にいてプレーしているかのような感覚になるのだ。

スポーツ観戦に興味がないと言う人の中には、ルールを知らないから試合が理解できず楽しめないと思い込んでいる人もいるようだ。 しかし、 私は、 知らなくても十分楽しめると思う。ルールのことは気にせず、 気軽にスポーツ観戦を楽しんでほしい。

B
スポーツを観戦する魅力とは何だろうか。 試合の結果がどうなるか分からない状況を見ていて味わう緊張感だと言う人がいる。 確かに試合中は予期しないことが起こるので最後まで勝敗が予想できず、 はらはらどきどきするというのも魅力の一つだ。 だが、私が感じる魅力は、選手と同じように喜んだり悔しく思ったりできることだ。 点が入ったり奪われたりするシーンだけでな く、試合を見ていると、選手と同様の心理や感情になってくる。 このような体験をするには、ルールを理解しておくといい。 チームや選手の戦略が分かるからだ、細かいルールをすべて知っている必要はないが、試合が理解できる程度の知識があれは、スポーツ観戦の魅力が分かるだろう。

65.スポーツ観戦の魅力について、 AとBが共通して述べていることはどれか。

1) 選手の高度なプレーが見られること

2) 選手と同じ気持ちになれること

3) 応援したチームや選手が勝つこと

4) 緊張感が味わえること

66.スポーツ観戦でその競技のルールを知っていてついてAとBはどのように述べているか。

1) AもBも、ルールを全く知べている。

2) AもBも、できるだけ多くのルールを理解しておくほうがいいと述べている。

3) Aは必ずしもルールを知らなくてもいいと述べ、Bはルールの基本を理解しておくほうがいいと述べている。

4) Aは知らかくても、観戦しながらルールを学べると述べ、Bは細かいルールまで知っているほうがいいと述べている。